アーユルヴェーダサロン 「ルナーシャ」では、コシやハリのある艷やかな髪の毛ために、良質なヘナを取り扱っております。
ヘナはインド・中近東・エジプトなど熱帯地方に多く自生するミソハギ科の高さ3mから6m程の低木です。
古代より、ヘナの葉の部分を乾燥させて粉にしたものを水などで溶いたものが、髪や眉、爪などの染色やペイントに使われてきました。
ヒンズー語で「メヘンディ」と呼ばれ、綺麗とか、魔除けの意味もあり、肌に模様を描く“ヘナタトゥー”としても人気のヘナは、富と吉祥の女神であるラクシュミーがたいへん好む植物だと信じられています。
ヘナを生活に取り入れて、女神ラクシュミーのように美と豊穣と幸運を手にいれましょう。
ヘナは、アーユルヴェーダにおいても、古くから使われてきた薬草であり、葉から搾取した油は頭痛薬として、煎じた葉の汁は火傷や水泡治療として、そのほか身体の毒素排出、炎症抑制、血糖や新陳代謝を良くする薬として使われています。
ヘナのナフトキノンという成分が、子宮の働きを整えるなどの働きがあることや、ヘナの葉に含まれるローソニアアルバという成分が、肝臓の毒素排出の働きがあることも最近の研究で明らかになりました。
ヘナは、毛髪のトリートメント、染毛剤、マニキュア、抜け毛予防として、何千年も前から女性たちに愛されてきた植物です。
ヘナは髪を染めたり、髪を艶やかにするといいますが、ヘナの葉のローソンという成分が、
毛髪の主成分であるケラチン(タンパク質)に絡む性質があり、髪に皮膜を形成してキューティクルを外側からコーティングします。
毛穴のつまりを取って頭皮に不要な雑菌を洗い流すことにより、頭皮状態を改善させるので発毛・育毛などの効果があり、髪にハリやコシ、ツヤを与えます。
カラーとしての働きは、白髪をオレンジ系に発色させるので、白髪染めとして利用されるようになりました。
↑ ヘナでパックすると、白髪の部分だけオレンジに染まります。
元々、ヘナやインディゴは自然界に自生する植物であり、その特性を人間が利用させてもらってきたのです。
ヘナやハーブを上手に取り入れると、髪も心も豊かになります。
ヘナ=白髪を染めるもの、という認識で、しっかり染まる事や染め上がりの色、染める時間の短縮などを求めて、天然のヘナにケミカルや添加物が配合されたものも、ヘナとして商品化されています。
髪や頭皮に直接触れる物なので、使用するときには、成分をしっかり見極めて使用することが大事です。
サロンで取り扱っているIPMのナチュラルヘナはヘナの葉以外のものは一切加えていないヘナパウダーで、無添加で良質で薬効成分が高く、厚生労働省化粧品認可取得済みのものです。